幸せすぎて、くだらない。

私の、生きる教祖様。

意外な反応。

いろいろと書きたいことはあるけれど一切記事に出来ていない状況だ悲しい。MステのBTSとかもういつの話だよという時期になってしまった。そんななかモヤモヤすることがあったので取り急ぎ言葉にしてみる。

それは昨日5/13のMステだ。嵐とHey!Say!JUMPが出演した。他出演者は西野カナ、Dream Ami、工藤静香とわりと少なめの回だった。何がモヤモヤしたかというと嵐の特集の長さだ。嵐全出演回をスタッフが見直して、ウインクの回数、指差しの回数、大野智が曲終わりに抜かれた回数を調べ、前二項目はランキング化したものだ。私はリアルタイムで見ていたが正直長いと感じた。散々玄樹くんが好きとこのブログで述べておきながら自身のことを潤くんとの掛け持ちだと認識している。だからこそMステだって生放送だからとリアタイした。しかしそれでも長いと思ったし、一緒に見ていた母妹の「出演者が少なかったからこれだけ取り上げざるをえなかったの?」という言葉にも納得した。ずっと嵐を見ていた(といっても9年ほどでしかないが)からか、ウインクの王様は二宮和也だし、指差しはおそらく潤くんだろうと結果が分かっていたからかもしれない。一回差とはいえ、相葉ちゃんが一位であったことには驚いた。そんなの言わずもがなではないか!とファンだからこそ思った。それと同時にいいなと思うけれどとりたててファンではない一般人である母妹の反応も相まってあまり良い印象を抱かなかった。嵐って昔はジュニアをバックにつけてMステ出てたのね!誰かいるかしらと目を凝らした次第。唯一特定できたのは江田にゃんこ。昨年のスーパーライブじゃないか。これも過去画像映像を漁って、この年代ならこの髪型だろうと把握していた結果だろうか。"国民的アイドル"という肩書きは想像以上に偉大なものなのだと実感した。


ところがどっこい、ファンの声がリアルタイムで可視化されるTwitterが賑わいに賑わいを見せている。みんなきゃあきゃあ言っていて私と同志の人が一切見つからない。何なら「神回!!!!!」という言葉がちらほらと見受けられる。神ってなんだよ。安易に神とか遣うなよ。そう、神回という言葉を見て更にモヤモヤが加速することになる。


ここで頭に浮かんできたのが「もう潮時なのだろうか」。掛け持ちとか言っていたけれどもう実は一人しか見えていないのかもしれない。一年前、Sakuraが放送されたときは一時間ほどずーーーーっと繰り返し見ていた。母親に止められるまでずっと見ていた。今やそれは少クラに取って代わっている。いまも好きだけど、好きだけど、私の中で何か変わってしまったのかもしれない。それを痛感させられたのが彼らのファンの反応だから笑ってしまう。純粋に彼らだけを見ていたらここまで思わなかったのかしら。もやもや。もやもやもや。

声を出せるのは北海道?札幌?そして濱ちゃんの心配り

 今日Welcome to Sexy Zoneが北海道で行われますね(もうとっくに開演している時間だ)。私は以前の記事でも書いたとおり、福岡公演に行ってきた。そこで煽り文句として「福岡声出せるのかー!!」と言われた。これはSexy Zoneに限ったことではなく、私が参加したことのあるグループしか分からないが、嵐もジャニーズWESTも地名で呼びかけることも多い*1。私は福岡しか参加したことがないが、今日は北海道。ふと浮かんだ疑問が「北海道公演の煽り文句は『北海道声出せるのかー!!』なのか『札幌声出せるのかー!!』」 

 五大ドームツアーになると札幌ドームになるため、煽り文句が札幌になっても理解できる。しかし、今回Sexy Zoneがコンサートを行う会場は北海道立総合体育センター(北海きたえーる)だ。名前は北海道だが所在は札幌市。この場合どちらになるんだろう。

 そこで!PCを開いてネットでぽちぽちっと検索してみる。

まずは、県名と県庁所在地名が異なる県をリストアップ
・北海道―札幌市
岩手県盛岡市
宮城県仙台市
茨城県水戸市
・栃木県―宇都宮市
群馬県前橋市
・埼玉県―さいたま市
・神奈川県―横浜市
・石川県―金沢市
山梨県甲府市
・愛知県―名古屋市
三重県―津市
滋賀県大津市
兵庫県―神戸市
島根県松江市
香川県高松市
愛媛県松山市
沖縄県那覇市


検索して興味深かったサイトいくつかを参考にまとめてみると

廃藩置県により、藩をそのまま県に置き換えると300近くの県が出来上がった。細すぎる区割りや飛び地などで管理が困難であったため、大きすぎる県は分割し、小さすぎる県は合併させた。その際、県名と県庁の不一致が生じた。

藩と一口に言っても、複数の種類がある。
曖昧藩:明治維新のときに最後まで江戸幕府に味方して
政府に反抗した朝敵藩や曖昧な態度をとっていた藩
    (例)盛岡藩(岩手県)、仙台藩(宮城県)
忠勤藩:明治維新に大変貢献した藩
    (例)薩摩藩(鹿児島県)、長州藩(山口県)
朝敵藩
①大きな藩であったにもかかわらず統合の過程で消されたり名前が変えられたりして、県名にも県庁所在地にも名前が残されなかったところ
(例) 名古屋藩や水戸藩(徳川御三家の二家)
②朝敵藩だが県名と県庁所在地が一致しているところがある。
(例)会津藩福島県)や米沢藩山形県
県名と県庁所在地名が一致しない県には曖昧藩が多い
① ,②ともに両藩とも県名にも県庁所在地名にも藩名は残されず、変えられた


司馬遼太郎は著書「街道をゆく」の中で「明治政府がこんにちの都道府県をつくるとき、どの土地が官軍に属し、どの土地が佐幕もしくは日和見で あったかということを後世にわかるように烙印を押した。その藩都(県庁所在地)の名称がそのまま県名になっている県が、官軍側である」と述べている。


宮武外骨による「府藩県制史」という本にも「早い段階から官軍側に付いた『忠勤藩』の藩名は県名にされて、官軍側に付かなかった『朝敵藩』や、官軍側に付くのが遅かった『曖昧藩』の藩名は、一つも県名には残っていない」との記述がある。


早くから政府に忠誠を表した藩の方が優遇されているのは何かしらの意図が伺える。そりゃそうだ。ギリギリまで幕府側についていた藩よりも早い段階で協力的態度を示してくれた藩のほうが信頼は高い。ただでさえ混乱の時代。味方ですら敵になりうる時代ならば、そりゃ大事にするわけだ。名前というのは大事であって、今まで名乗っていた名を奪われ改変されてしまうのは寂しさと屈辱もあっただろう。経済的問題かと思っていたが、そのような問題が生じる以前の話であった。ただ廃藩置県と言っても第二次統合、沖縄返還などもある。その過程を見ていけばもっと興味深いことが見えてくるかもしれない。

にしても、うわ~これ周知の事実なのですかね。初めて知った…。なんで県名と県庁所在地名が違うの!覚えにくいわ!!と全国の小学生から老人にまで非難を浴びてしまうが、そこにはちょっぴり悲しい歴史が隠されていたようだ。


ただ、コンサートにおいては地名はあまり重要ではないかもしれない。福岡住み福岡参加の私にとっては、福岡声出てるな*2!と言われたり、他地域より公演時間が長かったり*3、会場の雰囲気がよかった!などというレポを見るとやっぱり嬉しい。しかし、せっかくならと旅行がてら遠征する人や、いわゆる多ステ勢からすれば地名よりも重きを置くものはあるだろう。

 ただ、ここで思い出したいのが濱ちゃんの言葉だ。1月のラッキィィィィィィィ7公演にて、重岡くんが「福岡元気なやぁ!福岡いいなぁ!!」と言った。そこで濱ちゃんが「でも福岡以外から来てる人もおるから…」と言ったのだ。また、レポをうろ覚えで申し訳ないがおそらく宮城の最終日公演にて、重岡くんが「本公演に来てくれた全員にありがとうと言いたい」というようなことを言ったあとに、濱ちゃんが「来れんかった人にも伝えたいね」と言っていた。勘違いして欲しくないのだが、これを通して重岡くんを悪く言いたいわけでは決してない。私は福岡が褒められて心底嬉しかった*4。しかし、濱ちゃんはそれも受け止めた上でさらに気遣いをしてくれたのだ。なで肩~だの自由人~だの言われていて、先日のリトラではアルバイト体験を通して終始不器用っぷりを披露していた。しかしコンサートというハイになった状態で広い視野を持てるのは彼の魅力的な点だといえる。はじけた笑顔で私たちをも幸せにしてくれるグループだという認識だったが、とてもバランスのいいグループなのかもしれない。その関係性を深く知りたいけれどもこれ以上足を突っ込むわけには…。詳しくなればなるほど堕ちて行くのは目に見えている。楽しくレポを読んでいる間にはっとさせられた。思いもよらない一面が見られた公演だった。


 と、書いている間にそろそろ終演する頃だろうか。レポを読むのを楽しみだ。玄樹くんは、Princeくんは何か爪痕を残したのだろうか。早く、早くTwitterを開きたくてうずうずしている。






参考サイト

www.toshin-seminar.co.jp
suumo.jp
廃藩置県 - Wikipedia

*1:おまえらー!!という煽りももちろん多い。どちらが多いかは分からないが…

*2:ジャニーズWESTラッキィィィィィィィ7福岡公演にて

*3:Welcome to Sexy Zone福岡公演にて

*4:彼らの先輩のコンサートでは、ファンのあいだで福岡は声が小さいねと言われていたぶん余計に

あなたが好きなものは?

私はある大学の文学部生だ。世間のイメージだと文学部と言えばたくさん本を読んでいるというというものがすぐ浮かぶのではないだろうか。文学部のくせにこの程度の語彙力しか持ち合わせていないのかと突っ込まれると黙るしかないのだけれど。ただ私の通う文学部は少し周りと異なるのか、文学系統の講義を一切取らずとも卒業は可能だ。私自身、今ではテーマもがらっと変わってしまったものの、当時思い描いていた卒業論文のテーマに活かそうと思い立った3年次までは、文学の講義は取らなかった。しかし、それでも文学部という肩書きはもちろんにあるため、いつかくるのではないかという議題にそこそこ怯えながら大学に通っている。それは「好きな作家は誰ですか?」この議題に対して他人様が話していることを聞くのは大好きだ。しかし私がいざ話すのはあまり好きではない。文学部というレッテルを気にしすぎたせいか、やけにマニアックな人を選ばなくてはならないのだろうか、現代作家ではなく明治大正の文豪を挙げなくてはならないのだろうか、そのような不安が私の頭でぐるぐるまわるからだ。そんな思いを頭の片隅に置きながら本を読んでいると、衝撃的な作品に出会った。

きらきらひかる (新潮文庫)

きらきらひかる (新潮文庫)

どんどん世界に引き込まれるのだ。正常の域を逸脱していない精神病の笑子と医者でホモの睦月の夫婦。睦月の恋人の紺くん。江國さんの日本語に美しさ洒落を感じる。また、私には恋人もいないし精神病も持ち合わせていないけれど、ほんの少し笑子と自分を重ねてしまう。いま手元に無いからか薄っぺらい言葉しか並べられないのだが今回は作品批評がメインではないので次へ進むことにするが、すごくすごく好きな本だ。基本的に一度読んだ本を読み返そうと思うことはあまりないのだが、本作品は何度も何度も読みたいし、図書館へ返却することを大いに躊躇った。いつか文庫ででも買いたいむしろ今から買いに行きたい。切ない話なのだが、この本を開いていると江國ワールドを存分に覗くことができて幸せに充たされた気持ちになる。


また、大学生でなくとも人と交流する際によく用いられる質問が「好きな歌手は?」だと思う。これは学校でも職場でも近所の人とでも誰にでも使われる。この質問には何も迷うことなく柴田淳さんだと答えている。

唯一困るとすれば、答える度に柴田淳とは…?と聞かれることだ。最近テレビ番組への露出が増えたのでご存知の方もいるかもしれないが、本当に私の周りにはそもそも知っているひとがいない。中学からずっと言い続けているが、名前を出したときに頭にはてなを浮かべなかった人間は、高校の友人ただ一人だけだ。彼女の歌は切なく美しいのだが、それ以上に暗く重い。したがってあまり他人様に強く勧められないしカラオケで歌うことも躊躇われる。中学から好きだと言うとなーにを大人ぶっているんだガキんちょがと言われそうな勢いだが、かれこれ約7年ほど好きですと言わせていただいている。昨年4月にFCイベントに参加し初めてしばじゅん*1を生でお見かけしたが本当に美しく年齢を感じさせない。驚いたのは客のほとんどがしばじゅんと同世代もしくはそれ以上の年代の男性で、私のように若い女の子はほんの少ししかいなかった。


 と、ここまでが前置きでこれからが本題なのだ(以下敬称略で書かせていただく)。なぜ江國香織が、柴田淳が好きなのか。そもそも出会ったきっかけを思い出すとこの二人には共通点がある。それは、嵐を介して知ったということだ。江國香織作品との出会いは『東京タワー』。これは松本潤出演映画だ。当時中学生だった私は、DVDよりも手軽に借りることができる本を意気揚々と借りて読んだ。こ、こんな作品に潤くんが出ているの…?!と恥じらいとそれを演じる潤くんの怖いもの見たさを感じた。ありがたいことに読了後しばらくしてBSで本映画の放送があったため録画して今はディスクに落としている。原作と映画は異なる点が少し有り、映像化することで良い意味で生々しさが鮮明になるところもあれど小説のほうが好きだなという原作と映像化との違いを知った作品でもある。映画『東京タワー』における江國香織は原作者であり、もしかして私は江國香織が好きなのかもしれないと思い数年後に他の江國香織作品を手に取ることになる。正直、高校時代にも『きらきらひかる』を読んだことはあるが、大学生になって読んだときほど衝撃はなかった。私の内面の変化もあるのだろうが、私は出会って数年を経て江國香織ファンになった。ちなみに他作品では『抱擁、あるいはライスには塩を』も勧めたい。

 柴田淳は、二宮くんがコンサート*2のソロ曲で『夢』をカバーしたことで知る。本コンサートのDVDを見て二宮くんのソロ曲が好きだなと感じたのだがどうも歌詞の意味が分からない。話が飛んでいるように感じられた。調べてみるとこれはカバーであり元曲があるとのこと。早速TSUTAYAで借りて聞いたところ、二宮くんは1番と2番の歌詞を混ぜて歌っていたらしく通りで理解が難しかったのだ。『夢』が収録されたアルバムをせっかく借りてきたのだから全部聞いてみたことからしばじゅんにハマっていく。最近しばじゅんがテレビに出るとき「暗い、不幸」などと言われることがあるが正直私はそのようにあまり感じなかった。たしかに両手放しで幸せと歌う曲は本当に少ないがそこまで過剰に言うものなのかと驚いた。聞きすぎて麻痺していたのだろうか。

 もちろん、中学生になって読む本の幅が広がったこと、今まで音楽を聞く習慣がなかったときに嵐に出会い、柴田淳を知ったということで初めて触れる世界で初めて出会ったものに平常時以上の好意を持つ可能性は大いにありうる。特に私の性格なら十二分にありえる。それでも江國香織を好きだと自分で認識してから日が経ってないとはいえ、しばじゅんは7~8年好きなので本当に好きなのだろう。

 私が好きな作家は江國香織であり、好きな歌手・アーティストは柴田淳である。好きなものを好きだと自覚し、意識的に深く掘り下げていけるこの状況はとても好ましい。それらを知る原因となったのは嵐のおかげなのだ。私が初めて好きになったアイドル。嵐が私に与える影響は、思っている以上に大きいのかもしれない。もしかすると、嵐を介さずとて出会い好きになっていたかもしれないが、中学生という(世間的には)多感だと言われる時期に私の世界を広げてくれた嵐にはどれだけ感謝しても感謝しきれない。

大学生となった今、玄樹くんは私にどんなに世界を与えてくれるのだろう。雑誌等で話を聞く限り私の趣味とは大きく異なるようだ。好きな人の好きなものを知ろうとするとは何と甘酸っぱいものだろう(対アイドルとはいえ)。楽しみで仕方ない。

さぁ、『きらきらひかる』を求めに外へ出ようかしら。

*1:柴田淳さんの愛称

*2:How's it going? SUMMER CONCERT2003

Welcome to Sexy Zone Tourに行ってきました 4月2日福岡公演

ジャニーズ


4月2日、Welcome to Sexy Zone Tour福岡公演へ行ってきた。初めてのSexyZoneコンサート。
完全なる私のための覚書を残しておこうと思う。公演中メモも取らない本公演のみの参加であるためうろ覚えでしかない。本格的レポをご希望の方は検索をお願いします。


では、まずは座席から。
座席は上手中央付近3階席の前から2列目あたり。そもそもマリンメッセはどの席でも近い。目の前の外周なら裸眼でもぎりぎり表情が分かりそう。メンステが思いのほか近くて友達と叫ぶ。
初めて玄樹くんを見られるのかと思うと、コン直前の気持ち悪さが生じる。玄樹くん、ふまたん、ほっくん…目が足りないのでは?と思っていると5分前からセクゾコール。はっやいな~と思っていると暗転からのキャーー!!

セトリを見ても意外と覚えてない…。覚えているところからいこう。


・New Day(メンステ)
けんしょり和装。刀も持っていたのでジャニワかしら(行ってないけど)?ジュニアくんは仮面を操る。全員赤いライトが点いていて安心。


・IF YOU WANNA DANCE?(メンステ)
セクゾはメンステ、ジュニアは階段上。ジュニアが和装!和装は華がある。嵐のJaponismのジュニア衣装?使用スパン早いから違う?ほっくんが郡を抜いて似合っていた。全員が全身を覆うくらい大きい長い赤い布を頭に掛けている。一列になって左から順にしゃがんでいくのだが、その様がひょこひょこしていてかわいらしい。2周すると次は左からぴょんと飛ぶ。ちょこちょこ動く(動きは小さめ)なのでかわいらしい。
それからは赤い布を用いて踊るのだが、何せ玄樹くんは身長が低い。まるで布に遊ばれているよう。その点SixTONESは全員背が高いから映える。ほっくんしか見てなかったけど。ジュニアが途中で白い布をぱーーーっと階段上から転し落とす景色が美しかった。


・Ghost(メンステ)
サビのダンス、両腕をばってんに重ねるところが大好き。照明も暗くてふまたん色っぽ。


・Sweety Girl(外周→バクステ)
マリ玄樹神宮寺は下手、私上手…。下手は聡髙地岸。茶色いくま耳フードの服を着た聡ちゃんが可愛くないわけがない。髙地岸は縞模様のステッキを持つ。くるくるステッキを回す岸くん。まるでステッキに遊ばれているよう…なんてことは言わない。友達(岸担)曰く『可愛いが爆発してた』。
マリ玄樹神宮寺はストレッチボールかな?を持つ。玄樹くん金色。まり付きしたり胸元で両手でボールを持って左右にひょこひょこ動かす玄樹くんこそ可愛さの極み。いや、自分の魅せ方が上手ですよね彼は本当に。


・無邪気な時間は過ぎやすく(トロッコ。上手:風磨・勝利、下手:健人)
前曲途中で目の前をトロッコが通る。次がトロッコ曲?!とそわそわしているとまさかこの曲。上手メンステ側に勝利くん登場。きゃーと叫ぶと目の前にふまたん!1mも離れていなかった。ただ後ろ姿。ずっと後ろ!トロッコなんだからこっち向いて!!と思ったけれどこっち見ない。セクゾではふまたんが好きなのに。うちわ持ってるのに!横顔辛うじて見られた。想像以上に近い、そしてデカいふまたんにテンションが上がり、指と手首にはパンフでも付けていたお馴染みの指輪と腕輪が。「いつものつけてる!」と横の友達に叫ぶ。テンション壊れている。ただ、その最中は勝利ソロ。途中から「うるせーよ今は勝利が歌ってるだろ。叫ぶのやめて聞けよ」と言われているような気がして少し黙る。といってもずっとふまたんは微笑んでらっしゃいました。決して起こってはなさそう。ただの私が抱いた感想。ふまたんはそのまま私の方を見ることなくバクステ方面へ。
勝利くんは本当にお顔が整っていた。そして線が細い。えげつなく近い距離に興奮しつつも、これ逆の立場だったら引くほど気持ち悪い絵面だな…と冷静な自分も。
後悔は『こんなに強く抱きしめられたことは/はじめてだって君はその頬を染めて言った』というフレーズを始め、素敵な言葉で溢れている歌をまともに聞けなかったこと。2番歌った?アイスティーの件やった?もったいない。終演後、友達ともったいないことしたね。まさか無邪気でトロッコとは…という話をするほど。
いやでもふまたん色白いしかっこいいし髪色綺麗だし、あんな距離で拝むことはもうないんだろうな…横顔しか見られてないけれど。


・フレンド(トロッコ上手:聡ちゃん、下手:マリウス。健人風磨勝利はステージ!)
マリ聡がトロッコ。聡ちゃんが上手。聡ちゃんかっこよくなったよねぇと保護者目線。たっぷりお手振り頂きました。ただ後のMCでもいじられるのだけど上着の丈が短くて後ろ姿において背中のシャツ?が見えていて少し変だった。それすら可愛さのポイントにしてしまうのが聡ちゃんなんだけど。コン前にパンフを見ていて、遠慮しないよという発言を思い出した。全力でお手振りして笑顔の聡ちゃんに私も全力で手を振り返したし幸せを戴きました。ありがとう聡ちゃん。


◎シングルメドレー
Lady ダイヤモンド
これは!彼について書くしかないだろう。その名も『松村北斗』!!!!!レポにてレディダイのほっくんがやばいということは知っていた。やばいってなんだよ…と思っていたら本当にやばかった!この12人は同じ曲を踊っているのだよな?ほっくんだけお洒落美しいキレが違う。彼だけクラシックver.で聞こえているのだろうか?レイディ~レイディ~が本当に洒落ている。ずっと彼に目を奪われたのと同時にほっくん担は幸せだろうなという思いに浸る。


・MC(順番は前後しまくってます)
ここまでですっごく足が疲れたので座れる喜びを噛み締める。ふまたんがステドリを飲む。白いボトル。ジャニスト重岡くんは赤いラインが入っていたが、ふまたんはどうやら真っ白。並びはステージ下手から聡健人勝利マリ風磨。双眼鏡で風磨を見るが中央を見ながら話すため後頭部しか見えない。早めに裸眼&モニターへ変更。
シャワーの話になりふまけんワールド突入。
無駄に多い「中島ァ」呼び。絶対名古屋で味をしめただろ。シャワールームの説明をするときに「古いタイプの…あの~旧式のね」と言葉を選び直す風磨。
温度調節不要のシャワールームを健人さんに譲る風磨。理由は「中島に楽して欲しいから」。
中島と風磨、どちらがシャワールームから先に出るのかどっちも終わってるのに!『俺らはシャワーで会話する』名言誕生。
「中島はシャワーを出たよという合図として『ぁあん…』と色っぽい声を出す。それを聞いて俺はまだ入るからねという意を込めてシャワーを強める。」楽しいんだろうね、健人さんの色っぽい声を何回も言う風磨。恥ずかしそうな健人さん。本当にシャワーで会話するふまけん。まさにふまけんワールド。

本日スタートらじらーの話になり、生放送のため福岡で発信すると発表。年齢制限のため生放送では出演できないけれど各コーナーではマリウスも出るよ!年齢制限?おまえいくつになったの?かーらーのハッピーバースデーの歌。モニターの上下にピンクのラインに黄色だったかな、文字でHappy Birthdayと流れる。会場全体でハッピーバースデーの歌を斉唱。コンサートで誕生日をお祝いするなんて私にとって初体験。ケーキは出てこず。16歳の抱負をと振られるが上手く答えられず「それが抱負かよ」と早々に風磨に突っ込まれるマリ。不憫。

あとは、聡ちゃんが風磨のダンスをパクってる?問題(健人さんがふまたん呼びして身悶え)。かわいいの?かっこいいの?どっちの聡ちゃんが好きなの??問題。しょりそうクラリネットとホルンでセッション?!(吹部ってエロいよねとニヤニヤする風磨)。今日の風磨の髪型をセットしたのは岸くん問題。2種類のワックスと水を混ぜて2分半で仕上げたとのこと。
風磨「かっこいい?」会場「いい――!!」と何回もやってご満悦なふまたん。
だからか闇写なんてやつを踏んだときは帽子被ってたのに今日は被ってなかった。

健人「ヤバスティックパイナポー!」懐かしすぎる言葉。
風磨のIKKOさんコーナー。どんだけ~。オレ結構似てるのよ地声でやっていい?いい?ということで地声で『どんだけ~』意外と似てる。
からの、どんだけ~!こんだて~!ほんだし~!ドラクエ~!えふえふ~!ももてつ~!と散々ふまけんで遊んで、おきがえ~!で捌ける風磨。ふまけんワールド再び。
風磨「オレかなり福岡来てるの。ももてつ~!」桃鉄大好きふまたん。
マリ聡も捌けて、けんしょりでジュニアを呼ぶ。

ジュニア登場。
SixTONESから。
勝利くんのシャワールームにばっと入った樹。樹「佐藤勝利。田中敗北」?「おまえそれ言いたいだけだろ!」
髙地の言うこと全て樹が言い直す。?「訳さなくていいから!日本語だから!」
慎太郎はひたすらエネゴリくんといじられる。髪色明るくて樹なみ。
その流れでほっくんはほくゴリくんといじられる。ほっくんが喋ると会場が静まる…。不憫。
さっきのどんだけ~のノリでほくゴリ~と言わされるほっくん。健人「二番煎じも甚だしい」
『二番煎じ』も『甚だしい』もほっくんがよく使うイメージ(どんなだよ)だったのでとても新鮮。
さすが爆モテ集団。スクールカースト上位…むしろそんな言葉知らない集団。っていうくらいのイケメン話のうまさノリの良さ。


Prince。
玄樹くんから。1年ぶりの福岡ということで久しぶりにあれやってもいいですか?と言うことであのC&Rをすることに。やってみたら分かるということでいざ本番。
「みんなー!」『いぇー!』「げんきー?」『いぇー!』「いわはしー?」『げんきーー!!!』
SixTONES「かーわーいーいー!!!」デレデレ。ほっくんのみ冷静。
まさか福岡で、セクゾコンにて出来るとは。叫んだあと喜びのあまり崩れ落ちた。死ぬ前にやりたいことがひとつ叶った。
神宮寺、セクゾコン皆勤賞なんですよねと嬉しそう。
岸くん、勝利くんとおしゃべりしていたら笑い声をマイクに通してしまい風磨に怒られる。健人「岸田くん?」安定のいじり。
試写会で行っていた椅子に座る黒崎くんのモノマネ披露。
健人さんが新番組『真夜中のプリンス』に触れるも、岸くん2回目の自己紹介が始まる(福岡は放送ないからね!※一部地域を除くの一部だからね!)。

「おまたせ~!」と捌けたはずの風磨の声。メンステ階段上にいるものの照明がなく顔が見えない。ライトが当たると
「おまたせ~!」足を開いて「おまたみせ~~~!!!」ふまたん満面の笑み。メンバー爆笑。気に入って何回もする風磨。

途中で気づいてたけどMCものっすごく長い。風磨のトーク回しも上手でそれぞれ話せていたけれど、基本的にふまけんワールド。


・勝利の日まで(メンステ)
事前に1フレーズのみ振りの練習。説明のために歌う健人さんが美声すぎたすごく熱が入ってた。
初めて聞く新曲だけどサビで『リオ!リオ!リオ!』って何回リオって言うねん。セクゾらしい曲(褒めてる)。


・Mr. Jealousy
少クラとおそらく同じ振り。少クラのスノが高評価だったからかなり気合が入っていたのでは。白シャツに細身のオレンジタイに黒ズボン。玄樹くんは白い帽子を逆に被りストレートのズボン。岸くん頭が小さすぎてお顔が見えない。樹サルエル。ほっくん帽子なし。スキニーかしら足にピタッとフィットしたズボン。お尻のラインがとても綺麗。お尻と足が並みの女子より綺麗。顔の異常なまでの小ささも込みでただの美人さんだった。友達曰く、途中でネクタイを緩める姿が色っぽかったとのこと。途中でダッシュでステージから捌ける。バクステで健人+Princeでナナナナ~。少クラのふっかさんポジは岸くん。


・Be Crazy(SixTONES)(メンステ)
ダッシュで移動したほっくんジャケットを羽織りながら登場。きょもジェシがいないので貴重な歌割り。フェイクはないが4人でも成立(4人の歌割りがもっと増えればいいのに)。間奏のバキュンバキュンで色気ダダ漏れのほっくん。背が高い4人全員でのバク転は圧巻。


・Love Confusion(センステ)
マリウスの紹介によりパリコレモデル風にメンステからセンステへ一人ずつ登場。英語だから何て言ってるかわっからーーん。ごめんよ。白い椅子を使ったパフォ。5人で椅子を動かしながらくすぐったく歌う。ラスサビは外を向いて輪になる。健人マリ聡は片足を椅子に乗せていたのに、2人並んだふましょりは椅子使わず。なぜ?

・Easy come!Easy go!Easy love!(センステ)
くすぐったい歌の後に甘甘トンチキラブソング。最初のキスだよ!前曲からの流れがまたこそばゆい。


・Electric Shock(花道→外周→バクステ)
出ました話題のふまけんソング。レポは詳しくは読まず、ただ色んな感想があるらしいということだけ把握した曲。あー、分からんでもないなぁ。
風磨樹岸と健人慎太郎神宮寺。よくわからない三角柱の骨組みが花道に登場し二組が踊る。外周歩いてバクステで合流するもののシンメっぽさがあまり感じられなかった。ダンスナンバーかと思いきやほぼ踊らず。すごく期待値が高かったからね。でもこれが今のふまけんなのでは。背中合わせになることだけがシンメじゃない。花道にいるときは暗くて正直よく分からなかったというのもある。三角柱の骨組みだけ黄色に光っていた。


・Last winter's night(センステ)
ギター持って登場。ここまで上がるのというくらい高く高く上がるセンステ。Electric Shockの後だったので余計に身構えてしまった。カポなしで懸命に歌う勝利くん。Aメロ低いしサビには裏声もあるし難しかったね。がんばれと応援しながら聞いてた。弾き語りは難しい。


・But…(メンステ→バクステ?)
映像から。11時16分充電37%の携帯画面。英語に日本語訳つき字幕。字体は風is~と一緒かな。『バイバイこれで終わりにしよう(大意)でも…』からの前奏。MA-1っぽい上着を羽織り後ろ向いてスタート。たくさん装飾があるけれどライトに照らされて唯一光るのは『you』の文字だけらしい。なんて凝った演出。SixTONESをつけて意外とガシガシ踊る。ラップはCDとは少し歌い方を変える(翔くんみたい)。ガシガシガシガシ踊るナンバー。


◎Princeコーナー
・カナシミブルー(バクステ)
・勝つんだWIN!(センステ→メンステ)
カナシミブルーを1番まで歌って、ラスサビ前の玄樹ソロから勝つんだWIN!へ。玄樹「福岡っ!I love you(あいらっびゅ~)!」
『The Win!The Win!』の腕上下見られる日がくるなんて…。


・Perfect Potion
い、いきなり知らない曲が。かなりのゴリゴリ。全員が今日イチ並に全力で踊るのでぽかーんとしていると所々『Potion』と聞こえるので曲名把握。ラスサビ前かな、ジュニアが思い思いに踊っていた。振付ないの?玄樹くんのターンが見られて幸せですけど。最後に本公演唯一の特効。嘘でしょここで?!


Sexy Summerに雪が降る
ほっくんの『ハローハロー!』の振りがレディダイ同様お洒落。周りと何が違うのか分からないけれど彼だけ美しい。



◎アンコール(飛ばし飛ばしでやっとここまできたね)
勝利くんにおんぶしてもらって緑のヘアゴムでポンパして登場する聡ちゃん。か、かわいいがすぎる!
アリーナ内トロッコに乗ったり、セクゾもジュニアもてんで散り散りに。


BAD BOYS
勝利くんのギターで始まる。本人も笑顔。それを見守る4人も笑顔。

本編ラストかアンコラスト
聡 「プレゼントがあります!んーーまっ!」聡ちゃん投げちゅー。
風磨「プレゼントがあります!」会場笑い声。すると見せかけてぷいっと後ろを向いて捌ける。えーーーーーっ。



◎Wアンコ
風磨「俺たちと遊びたいの?」「まだ遊びたいの?」「本当に?」「なら声まだ出せんだろ!!!!」
客席歓喜。風磨「何の曲かわかる?」歓喜続く。「ほんとに?」客席どよめく。
風磨「俺たちから言わせてください」5人「Hey you!!!!!」

みんなあちこちに位置。

なんと上手外周に玄樹くん。すかさずうちわを持つ。Hey you!は全力で頭を振り乱しながら歌うイメージだが、玄樹くんはちまちましてる。おしりもだけどダンスもぷりぷり。Bメロ『どうにもならないぜ~』ではリズムに合わせてガッツポーズを左右に揺らす。お得意の困り顔。やはりセルフプロデュースが上手。
すると!なんと!玄樹くんがファンサくれた!!!友達が「手でハート作って」を持っていたので両手でハートの輪郭を書いてくれた!!!!!驚きのあまり友達に私たち向けか確認。友達が指さしたところ、そうだよと合図。な、な、な、な、なんと!初めて玄樹くんに会って、C&Rして、3階席でファンサ頂いて…。貴重なファンサを無駄にすることがなくて非常によかった。いまだに脳内再生できるよ…。生きる希望になった…(激重)。そのままメンステへ移動する玄樹くん。すると他の1人にもハートを作っていた。ちょっと待ってよ!さっき私に作ってくれたじゃない!なによ!!と拗ねらせ友達に嘆く(だから激重)が、すぐさま私は玄樹くんの彼女かよと自分で自分に突っ込んで冷静を取り戻す。さっきの玄樹くんを思い出してニヤケが止まらない。

メンステにて樹とおててつないでらんらんら~ん♪と戯れる玄樹くん。「あははははは~♡あははははは~♡」という効果音が聞こえてきそうなバカップルぶり。本コンサートにていきなり強火岩橋担になったらしいじゅったんの姿を拝めて私は嬉しい。同志じゃないか!じゅったん見る目あるね!


挨拶
ジュニアも1人ずつ紹介される。一番歓声が大きかったのはさすが岸優太。Prince紹介時に神宮寺が玄樹くんの頬をむぎゅっと触ってたこちゅー顔に。それを目立たせる岸くん。会場叫ぶ。風磨「そういうのいいんで~」
そうなんだよ。シンメも大事だけど腐売りだなんて言われてしまう今日。今年はそこが目標だね。着実に歳は重ねているし決して意味を履き違えないように。と言いつつ歓声を上げてしまうから客も客ではある。客が加速させているのは否めない。


最後に、風磨「せーのって言ったらせく!しー!ぞーーん!ねっ」
今度はマイクを離した状態でメンバーがせーのというタイミングを指示。せーのって言うためのせーの。ややこしい。本人たち笑っちゃってる。会場もそりゃ笑う。
会場一体となってグループ名を叫べることの喜びたるや。

聡「福岡!また来るから待っててね!!」うんうん待つ待つ!明日にでもほしいくらい!
風磨、投げちゅーするかと見せかけてせずに、最後ちらっと小さくする。さすがふまたんクオリティー…。




と、ここまで約7600字を連ねてきました。長い、長いくせに内容が伴っていない…。思い出したら加筆修正するかもしれない。
本人たちが本当に楽しんでいるコンサートだった。すとぷりもメインがはれないわけではないグループ。しかし見事にバックを努め上げていた。まだまだ北海道、東京、大阪が残っている。少しでも多くの人が笑顔になれますように、なんて言わずともあのメンバーはしてくれる!
本当に幸せな2時間55分をありがとう。本当はMC辺りでお腹いっぱいだった。まだあるの?いい意味でそう思った。他グループと比べることが良いか悪いかは置いておくが、ジャニストはC&Rが多く観客と一緒になって盛り上げるコンサート。一方Sexy ZoneはC&Rはほぼないけれど全身が幸せで満ちる。もちろん玄樹くんがいるからかもしれないが物足りなさなどなく非常に幸せな時間だった。本当にありがとう。来年も、ぜひ行かせてね。

おててつないで

昔から、日本人はこのように歌ってきた。
『おててつないでみな帰ろ。カラスと一緒に帰りましょ*1
小学生が夕焼けをバックにしてみんなで仲良く家路をたどる絵が思い浮かぶ。


しかし最近では、変わった「おててをつなぐ」があるらしい。小学生の運動会の定番種目かけっこにおいておててをつなぐようだ。順位を決めるなんて、つまり優劣を見せつけるなんてかわいそう。それならみんなで仲良く一緒にゴールテープを切りましょうとのことだ。なんて世だ。これだからゆとりは…とか言われるのだろうか、なんて言いたいところだが、私はドンピシャのゆとり最終世代なのだからこのように揶揄するのはやめよう。私が小学生のときは、事前に50m走のタイムを全員分とり、先生方がバランスを見ながら一緒に走るメンバーを決めていた。おかげで誰か一人だけが極端に遅くゴールし周りの人間から馬鹿にされるということはなかった。遅い子でも遅い子なりに懸命に走っていたのだ。小学校5年間かけっこでビリを取り続けた男の子が、最終学年である6年生のとき、2位に大差をつけてゴールテープを切ったときのあの満面の笑みを私は忘れない。喜びのあまり彼は両手を高く掲げ、ダブルピースでゴールインしたのだ。彼の勇姿はしばらくクラスのネタになった。今どきの、といっても一部の学校のみであるのだろうが、そのような誰もが笑顔になれる話題がつくられないのかと思うと寂しさを感じる。かけっこおててつないでみんなで仲良くゴールに対して意見する人は少なくないし、私もその立場にある。


そう。私は「おててつないで」に首をかしげているはずなのだ。しかし私が「おててつないで」を求めてしまう場所がある。それはジャニーズジュニアだ。昨日、ジャニーズ銀座2016通称クリエの当落が発表された。私が応援する玄樹くんが所属するPrince公演に追加公演が決まり、喜ばしいばかりだった。そして、それと同時にひとつのユニットがさらっと発表された。その名もLove-tune。いままでさなじぃバンドと言われていた4人組に名前がついたのだ。メンバーの中に初めてユニットをもらったメンバーもいれば、すでに別ユニットに属しておりこれを機に掛け持ちがはじまったメンバーもいる。特に最年長にして初ユニットである安井くんのファンはTLで本当に喜んでいた。おめでとうと本当に心の底から喜んでいるようだった。私も喜ばしいと思った。しかしそれと同時にもやもやが生まれた。


クリエ発表時から思っていたことだが、今年のクリエにはShockメンバーがいない。昨年は出演していたのだからおそらくスケジュール的には不可能なわけではないはずだ。しかし繰り返すが今年はShockメンバーは出演しない。のんさなはもう過去のものとなってしまったのだろうか。モロだって美勇人たちと一緒にやっていたではないか。まつくだって昨年は出ていた。まつくが出ないからげんげんも出ないの?かたや名前があってかたや無所。近ごろ面白いくらいに生まれるユニット。だからこそそれなりの年齢である無所組に対して不安を抱いてしまう。もちろんClassmate J、天才genius、そしてLove-tune。気づけば生まれていたからこそ逆に言えばいつまでこのユニットが存続するのかは分からない。クリエ期間のみの名称かもしれないし長期化するユニットするかもしれないし、はたまたデビューするかもしれない。ただひとつ言えることは、ユニットがあるというだけでファンはなぜか安心する。言ってしまえば、私の自担は玄樹くんなのだから、そんなのほっとけ案件かもしれない*2。それに他メンにユニットが出来たからと言ってそれを羨むのではなく恨むだなんて御門違いも甚だしい。


私はジュニアを応援し始めてまだ歴は浅い。そのためか、いま活躍しているジュニア達全員がデビューできることを夢見てしまう。しかし、嵐目当てで買った昔のアイドル誌を見てみても知らないジュニアが大半だ。デビューできるジュニアなど、ほんのひと握りでしかないのだ。もちろんデビューがゴールではないし、デビューしなくとも活躍するジュニアだっている。グループが多すぎてデビュー組すら苦心する時代。デビューした人間でも辞めると宣言するいま。それでも、それでもデビューを願ってしまうのは安心したいからなのかファンのエゴなのか。彼らが歌って踊る姿をいつまでも見ていたい。ジャニショから写真がなくなる瞬間を目の当たりにしたくない。どうにかひとりでも多くのジュニアが日の目を見ないかと望んでしまうが、あくまでこれはビジネスなのだ。慈善活動なんかじゃない。彼らは競争社会を生きている。「おててつないで」なんて悠長なことは言ってられない。もちろんあの4人のパフォーマンスはとてつもなくかっこいい。風 isのパリマニやFOREVERとTake overのリミックスは画面に食い入るように見ていた。本当におめでとうございます。オーラスも飾る彼ら。本人たちの気合もファンの期待も最高潮に高まっているのではないでしょうか。しかし、このフレーズが頭をよぎる。『こんなとこで終われない。なにがあっても。*3

*1:『夕焼小焼』1923年発表。作詞中村雨紅、作曲草川信

*2:彼らも彼らでユニット問題は深まるばかり

*3:いまや名前を出すことすら許されないような昨夏大活躍したユニットの曲より

HDDなんて吹っ飛んでしまえばいい

1日に1回は訪れるこの気持ち。

「HDDなんて全部吹っ飛べばいい!雑誌だって全部燃えてしまえ!!」

こんな衝動に駆られることはないのだろうか。いままで録り貯めた歌番組、バラエティー。毎日録画しているWS…その他もろもろ全て吹っ飛べばいいダビングなんてしていないつまりバックアップなんてゼロの状態でかまわないええい全データ消えてしまえ!雑誌だって、厳選して買っているもの、どうしても欲しくて中古で買ったもの知るかそんなもの全部なくなってしまえ!!!!と思うことが本当に多々あるというより日常茶飯事の領域に達してきた。といいつつ、本当にHDDのデータが吹っ飛び雑誌がなくなれば、私は失意のどん底に陥ることになるのだろう。実際、中学生および高1の自分を殴りたくて仕方ない。中学生の頃"未来の自担"という概念がなく、ほぼ毎月買っていたドル誌(主にMyojo)を嵐以外捨てていた中学生時代、そしてせっせと集めた切り抜きを、こんなもの持っていてはいけないわ!スペースの邪魔だものさよならしなければ…!!という謎の使命感に駆られ、ファイルごと捨て去った高1。私はこれらの行動を一生悔やむのだろう。だって!チャラいえびきす兄さんに、B.I.におじゃんぷ初期にみすすのすとらへんがいるんだよお宝じゃーん。嵐だってどれだけあったと思ってるの重かったよなんで思い切っちゃったかな…!!!


切り抜きを一度に全て捨て去ったのは、少なからず私自身の性格が影響していると思われる。私は基本的に白か黒か、善か悪かという両極端な考え方をしている。そして気分の浮き沈みも激しい。1日に1回はケラっケラ笑うし、週に2,3回、ひどいときは毎日死んでしまいたい消えてしまいたいと思う。いざ死ぬ勇気はないし、veryと言いたいときに『死ぬほど』という表現をする人間を毛嫌いしているにも関わらず。そして、自分でも実感するくらい気分屋である。落ち込むなら勝手に一人ですればいいのに、それをあからさまに態度に出してしまうのは直したいところである。雑誌の切り抜きを捨てた日の自らの心情は覚えていないが、おそらくむしゃくしゃしていたのであろう。とんだストレス解消法だ。この経験を踏まえたからか、最近では雑誌を見て少しでも迷ったら買ってしまう。なぜあのとき買わなかったのかと後悔しないために。また、昔自分が買ったドル誌の表紙は意外と覚えているようで、中古屋でドル誌を朝っているときにときどき懐かしさと虚しさでいっぱいになる。


この極端な考え方は、日頃のオタク活動にも影響を及ぼす。心から玄樹くんかっこいいよ~!!!!と思える日もあれば、どうして私なんかが玄樹くんを応援しているの?ダメ人間なのに?こんんなクズみたいな人間がアイドルを応援していいと思っているの…?少クラを見てきゅんきゅんする暇があるなら己を高めようと思わないの彼らは常に努力をしているというのに??と思う日もある。何もしていないのに、Twitterに張り付いてそれ以外は何もしていないのに。彼らは自分の青春プライベート何もかもを捨てる覚悟で過酷な状況でも努力して、仲間と高め合いつつ己に磨きをかけにかけているというのに?かたやお前は何をしているの???という気持ちになると、少クラを見ている最中でも停止してテレビの電源を切ってしまう。といいつつ、夜には回復したり、翌日には目を輝かせながら少クラを見るのだ。先程から少クラ少クラと言い続けるのは、私の地域ではガムシャラ放送外地域のため、玄樹くんの活躍を目にできるのは、ザ少年倶楽部のみなのだ。お願いしますKBCさん、もうすぐ番組改編期ですねどうかガムシャラを福岡でも放送してください下手にバラエティーやるより断然面白いですリアタイしますよ!関東都市圏からしてみれば、ガムシャラが来年度も続きますように番組打ち切りになりませんようにと願うのだろうから、私の脳内はかなりのお花畑のようだ。


つまり、私は非常に面倒くさいジャニオタなのだ。まあ、面倒だろうが何だろうか金さえ落としてくれれば事務所的にはOKなんだろうが。金ないからって予約キャンセルしたけど、あまりに欲しくてWelcome to Sexy Zone買ってしまった。ましてや抜かりなくふまたんのトレカまでゲットしたものだから何も言えない。しょうがないあくまでアイドルはビジネスなのだから。慈善活動じゃないの彼らは立派な商品なの。そのおこぼれを享受させていただいているだけなの。玄樹くんが微笑むから私たちもにこりと笑顔になる。そんな単純なことなはずなんだけどな。そんなことを言いつつ、もはや生きる上で依存してしまっているので、どうかこれあからも応援させてくださいと足元に泣きつかんばかりにすがりつくオタクライフをこれからも続けていくのだろう。彼らに存分にお金を落とすためにも、就活を早く終わらせたい。ダブルワークも乗り越えて見せなければ。という姿を見て、私はまた滅入ってしまうのかしら。ただひとつ言えることは、玄樹くんが大好きで、これからも応援させてほしいということ。ただそれだけ。いまはクリエの練習中かしら。大学との両立は当事者にしか理解し得ない世界なのでしょうね。二兎追うものは一兎をも得ずなんて言わず、ありとあらゆるものを吸収できるといいね。ご自愛くださいませ。

楽曲大賞2015を受けて

先日、楽曲大賞が発表された。そこで思ったことをしたためようと思う。


・楽曲大賞について
私が投票した曲の結果はこれだ。

1位 カラフルeyrs / Sexy Zone →5位(5928pts)
2位 YOLO moment / 中山優馬→14位(3699pts)
3位 この手のひらに*1 / 嵐→249位(97pts)
4位 渚のBack In Your Heart*2 / A.B.C-Z→140位(500pts)
5位 メクルメク*3 / A.B.C-Z→35位(2080pts)


正直なところ、カラフルeyesが1位だと思っていたため悔しいという気持ちが強い。しかし、Hey you!がカラフルeyesに次ぐ6位(5684pts)であった。さすがトンチキソング。Sexy Zoneにしか歌えない曲。ここで割れたのかと思うことにする。ちなみに楽曲大賞2015の1位は愛を叫べ / 嵐 (7790pts)だ。5063ptsが他担から入っているのが面白いところではないか。覚えやすいメロディー。結婚式ソングとして余興に使った使われた人もいるだろう*4。その結果たくさんの人が1~5位までには入れたのではないか。個人的には、渚のBack In Your Heartがプレ発表の範囲内であったこと、メクルメクはアルバム曲であるにも関わらずかなりの上位であることが嬉しかった。少クラでのパフォーマンスが派手で洒落ていたのもあるかもしれない。歌詞通り華やかなラインダンスであった。


・未音源化楽曲部門
勝つんだWIN! / Mr.King vs Mr.Prince→3位(1186票)
やはり上位に食い込んできた。やはりあの夏は特別なものだったのだ。活動継続を発表した結果がこれかと言わざるを得ない状況ではあるが。

1位は、お兄ちゃん、ガチャ/トイ・レイwithお兄ちゃんズ(1305票)。この曲は年始のドラマであるため年末に行われるランキングの場合、影が薄くなっても仕方ない。しかし、それでも1位に君臨したのだ。未だに冷めやらぬトイミコ熱。岸担が10年後に熱愛報道が出たりして、なんて言う世の中だ。野島ワールドということで一筋ではいかなかったストーリー。まさかこんなぶっ飛びドラマにほろりとさせられるなんて。皆に愛されるドラマ、楽曲であったのだ。ガチャガチャ。



・コンビ部門
橋玄樹&神宮寺勇太 20位(216pts)
おめでとう!ちなみに21位は松本潤&河合郁人(202pts)。こちらのほうが驚きであった。カウコンでふみきゅんの念願叶い二人でWISHを歌い踊ったのはジャニーズ史で語り継がれるべき事象であるが、なんせ年越しとったやん!楽曲大賞2015に2016年のこと書いていいの?!と思ったけれど、本当におめでとう。テープが擦り切れる心配のない時代に生きていてよかったよ。


興味深いのがコンビ担当別内訳。
岩橋担
&神宮寺113pts、&岸優太7pts…

神宮寺担
&岩橋43pts、&岸優太23pts…

つまり、Jr.内でシンメ・コンビの筆頭と言っても過言でないじぐいわは、岩橋担が大半を占めているということだ。前から、特に雑誌で腐売りがひどいとは言われる。とりあえず距離が近ければ近いほどOK。玄樹くんと一緒にいることで国民的彼氏という称号を得た神宮寺。たしかに私も腐売りがひどいと感じることはある。そろそろそのいちゃこらは卒業する時期では…と思いつつ、二人を見れば声を上げるし袖クル*5にはにやにやしてしまう。今年のじぐいわがどうなるのか楽しみである。


ジュニアにおけるコンビ部門トップは7位平野紫耀&永瀬廉(316pts)。さすがしょうれん。推されて確実に爪痕を残している。ただ、ここの内訳も面白い。

平野担
&永瀬147pts、&向井康二松村北斗15pts…

永瀬担
&平野106pts、西畑大吾43pts…


しかし、特筆すべきは岸優太担が入れた票だ。現在、岸くんには確実なシンメがおらず、Princeにおける\ ハイハイじぐいわ / 係、玄樹くんの愛人的立ち位置だ。一方できてぃれんというコンビもあり、きてぃーという永瀬廉による永瀬廉のためのもはや永瀬廉しか呼んでいないあだ名がある。またWゆうたも、ガムシャラで人気コーナーのひとつである。そんな岸担の票の行方は

岸優太担
&神宮寺34pts、&顕嵐32pts、&永瀬31pts
&勝利28pts、&岩橋16pts、&高橋颯10pts…

これぞ表が割れたという状況だ。岸くんはTwitter上のコンビ部門発表に登場しなかった理由がこれだ。きしあらは、お互いが別ユニットで活動していたため2015年に主な活動はなかったが、セクボ近キョリなどで根強い人気を得ていたのだろう。さすが愛される男、岸優太だ。




・自担部門
これぞ伊野尾革命。824ptsで、2位の二宮和也(607.5pts)を抑えて1位。嵐の上に立った伊野尾慧。だから私は前から言っていたではないか!じゃんぷの中では伊野尾だと!今気になるのはゅぅゃもとい高木くんですがね!


ジュニアの上位5人。
22位 平野紫耀(262pts)
24位 岸優太(254.5pts)
39位 永瀬廉(195pts)
45位 岩橋玄樹(152.5pts)
51位 松村北斗(132pts)


なんともリアルな結果だ(もちろんこれはリアルな楽曲大賞である)。もうすぐJr.大賞の季節。私は玄樹くんが好きだが三連覇はかなり厳しいと思っている。れんしょうがグイグイと来ている今、彼らの伸びしろは計り知れない。紫耀、玄樹、廉、岸or神宮寺or北斗ではないかと予想してはいるが、この結果は非常に生々しいのである。しかし、多数いるデビュー組の中に入ってくる彼らの功績は称えられるべき事実であるし、第二の黄金期と言われる今を象徴しているのではないか。






楽曲大賞の中の人には本当に頭が上がらない。開催を呼びかけ、集計をし、順位を発表してくださるだけに留まらず、各コンビ内内訳などたくさんのオプションをつけてくださる。オタクに優しい、本当に優しいお方だ。前置きとして非公式であることをきちんと明言しているのも好感が持てる。そう、あくまで非公式なのだ。個人的趣向によるアンケート結果を私たちは拝見させていただいているただそれだけだ。コメントも秀逸なものばかりで、私達はただ楽しませてもらっている。そうであるはずなのに、難癖をつける人が多い。自分が満足いかない結果だったのだろうか。なんて子供なんだと思わせる意見が多かった。それでも真摯に対応している、中の人には脱帽だ。私は来年も楽しみにしています。ただひとつ意見するならば、ずっとTLを追っているので充電がなくなることがつらい、くらいですね(笑)。さぁ!今年はどんな名曲が現れるのでしょうか!!!

*1:青空の下、キミのとなり通常版収録

*2:A.B.Sea Market初回A収録

*3:A.B.Sea Market収録

*4:簡単そうに見えて実は難しい。嵐はやはり長年踊ってきたアイドルだと再認識させられた人が多いのでは

*5:少クラ2015年12月9日放送 ジュニアチャレンジ Prince年越しそば作り